山崎賢人『羊と鋼の森』に“久石譲×辻井伸行”の極上旋律響く!本予告
調律師は求める音を表現してくれる、本当に大事な存在で、音は出さないけど立派な音楽家だと思います」と断言。「そんな調律師を描いた原作を、オファーをいただく前に読ませていただきました。成長譚の美しくてとても良い話。だからこそ、綺麗なだけで終わらないように、映画の奥行を出せるように、シビアなミニマル的な部分とメロディアスな部分の交差する曲を作るように意識しました」とエンディング・テーマに込めた思いを明かす。
「その曲を辻井くんと一緒に作ることができて嬉しく思います。古典的なスタイルをとりつつ、現代的な曲を作ったのですが、見事に弾いてくれました。辻井くんは本当に素晴らしいピアニストで、特にリズム感が凄い」と絶賛を贈り、「演奏をしていて、とても楽しかったです。辻井くんとはまた是非一緒に演奏させていただきたい」とも語っている。
辻井伸行、大ファン・久石譲との“共演”は「本当に光栄」
また、世界的ピアニストである辻井さんも、調律師について「ピアニストは演奏するときは1人ですが、調律師さん、観客の皆さんと一緒にコンサートを作り上げていると思っています。国内外の様々な場所で調律師さんと出会うのですが、いろいろなタイプの調律師さん、そして会場のピアノと出会えるのは楽しいですね」