2018年3月30日 08:00
“セクシーヴィラン”が似合う男・津田健次郎の艶声に迫る
一見紳士的だが、怪しげな雰囲気をたっぷりと漂わせるグレイブス。
津田さんの少し鼻にかかったような声質も、彼の不穏さを見事に表現しており、グイグイと物語に引き込まれる。
ヴィランではないが、海外ドラマ「リーサル・ウェポン」も、津田さんが陰と陽の二面性を見事に演じ分けている1作。津田さんが演じるのは、主人公で自殺願望のある刑事・リッグス役(クレイン・クロフォード)。ムチャクチャなド派手アクションをキメる一方、最愛の妻を亡くした悲しみを抱えた男で、無理をして笑おうとするリッグスを見れば「私がなんとかしてあげたい!」と思う女性も多いはずだ。
■津田健次郎がキャラクターにさらなる“艶”を与える
こう考えてみると津田さんの演じる男たちの多くには、我が道を突っ走るがゆえの孤独感が漂う。ただでさえ、孤独な男からは色気がにじみ出るものだが、津田さんが演じることによってさらなる艶が加えられ、最高に魅力あふれるキャラクターへと進化させているような気がするのだ。
これからも、彼の演じるセクシーで影のある男が続々と登場することに期待したい。
(text:Orie Narita)
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