2018年3月30日 08:00
“セクシーヴィラン”が似合う男・津田健次郎の艶声に迫る
■“孤独感”…そして心の揺らぎが伝わる!『ブラックパンサー』
マーベルの新ヒーローの活躍を描く『ブラックパンサー』では、ワカンダの国王にしてヒーローという2つの顔を持つ主人公・ブラックパンサー/ティ・チャラの前に、最強の敵・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)が立ちはだかる。元アメリカの秘密工作員で、身体能力はもちろん、知識も豊富なキルモンガー。ワカンダの王位を狙う彼だが、その思惑には彼なりの正義がある。
戦うことでしか、その正義を示せなかったキルモンガー。カイロ・レンもキルモンガーも孤独であり、青年期特有の揺らぎを抱えたキャラクターと言えそう。津田さんの息遣いからも揺らぎが伝わり、力強さともろさの二面性を演じ分けられる津田さんだからこそ、彼らの胸に迫るほどの孤独感を体現できたのだろう。
■物語に引き込む“声の引力”がすごい!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
『ハリー・ポッター』に続く、J.K.ローリングの魔法シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、コリン・ファレル演じるパーシバル・グレイブスの吹き替えを務めた津田さん。アメリカ合衆国魔法議会の長官で最強の“闇祓い”。