薬師丸ひろ子&菊池桃子&原田知世…80年代アイドルが最旬俳優の“母”で人気再燃
の母親を演じて、評判を呼んでいる。
もともとは“第2の薬師丸ひろ子”発掘の一般オーディションで特別賞を受賞したことがデビューのきっかけ。ドラマ版「セーラー服と機関銃」で当時14歳にして初主演、『時をかける少女』(83年)でスクリーンデビューし、『愛情物語』『天国にいちばん近い島』(84年)などで主演を務め、その主題歌も担当。1987年の『私をスキーに連れてって』では若者のスキーブームにもひと役買った。
朝ドラ「おひさま」(2011年)では、ヒロイン・陽子(井上真央)の病弱で、おだやかな性格の華族出身の母を演じたが、「半分、青い。」でもその系統の優雅さを受け継ぎながら、「律はノーベル賞を獲る!」と本気で思っていた節がある“天然”な和子(わこ)役に。ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の母親役の松雪泰子との美しくも凸凹なコンビも相性ピッタリ、猪突猛進な鈴愛のよき理解者でもある。同級生より落ち着いて見えるも、時々「やってまう」律と、「この親にしてこの子あり」と思わせる雰囲気を醸し出している。
2000年代に入ってからは『紙屋悦子の青春』やドラマ「紙の月」で主演を務めるなど女優として存在感を示す一方、バンド「pupa」