【インタビュー】渋川清彦、佐藤二朗と“濃密な時間”を過ごして分かった――「すごく台本通り」
「マメシバ」シリーズのあのニートが、今作にも登場している。
――佐藤さんは4作品製作された「マメシバ」シリーズの芝二郎としての参加ですね。
佐藤:小日向文世さんの「犬飼さんちの犬」にも芝二郎は登場してまして。中年おやじと小動物のシリーズですね。僕も30代で最初に芝二郎をやり始めて、まさか50歳手前になってまたこの役をできるとは思ってませんでしたけど。思い入れのある役なので嬉しいです。
――渋川さんは佐藤さんの「マメシバ」シリーズはご存知でしたか?
渋川:名前は知ってますけど…。
佐藤:正直に言ってください。
渋川:観てはいなかったです。
佐藤:なんだと!
渋川:す、すみません(苦笑)
<おっさん3人+柴犬3匹の公園ダベリエンターテインメント>ということで、本作には可愛すぎる様々な柴犬たちが登場。渋川さんは、自由で気ままな赤柴のオス・あたるを飼っており、佐藤さんは赤柴の子犬・一郎と人生模索中(?)
――今回渋川さんは、あたるパパとして連続ドラマと映画版と撮影されましたが、あたると一郎と、2匹を世話する場面も出てきますね。
渋川:正直、あたるは初め一郎に緊張しているように思いました。