【インタビュー】渋川清彦、佐藤二朗と“濃密な時間”を過ごして分かった――「すごく台本通り」
なんか、二朗さんも僕もガラケーなんですよ。
佐藤:ん?ごめんなさい、後半の部分にはあまり共感できないです。ガラケーは関係ないです。
渋川:あはは。ガラケーの話をしたときに、半ば意地になってるところもあるとお話されていて、自分もそういうところがあるなと思ったんです。
佐藤:でも渋川さんは、タブロイド、じゃなくて。
渋川:タブレット(笑)。
佐藤:そうそう、タブレットは持ってるんですよね?
渋川:はい。
佐藤:なので、若干リードされてるんですよねぇ。
――作品の外で共通のお友達を通じて会ったりは。
2人:ないですね。
佐藤:共通の友人はたくさんいると思いますけどね。僕は渋川さんって、役のイメージもあって、ちょっと怖い人なのかなと思ってたんです。でも会って15秒くらいで、「あ、この人は話しやすい人だ」って思いましたね。年も近いし。ある意味、普通のおじさんという。
渋川:そうですね。
佐藤:今回、僕は絡む人が本当に少なくて。ほとんどが渋川さんとのシーンなんです。ぶっちゃけ2日間だけの撮影なんですが、特に1日目は渋川さんとずっと一緒で。非常に濃密なおやじふたりの楽しい時間を過ごせました。