くらし情報『【インタビュー】忘れ去ってしまうことへの恐怖――モデル・雅子の夫がドキュメンタリーを作った理由 30年の軌跡から見えるもの』

2019年7月25日 07:45

【インタビュー】忘れ去ってしまうことへの恐怖――モデル・雅子の夫がドキュメンタリーを作った理由 30年の軌跡から見えるもの

Photo by cinemacafe.net

モデルとして80年代から数々の雑誌で活躍し、女優としても、出演作は決して多くはないものの『リング』の貞子の母親役などで鮮烈な印象を残した雅子さん。

彼女が、罹患者は10万人にひとりという希少なガンとの闘病の末、50歳の若さで亡くなったのは2015年の1月のこと。それからほぼ間を置かず、彼女の夫である大岡大介は、彼女の半生をたどるドキュメンタリー映画の製作を決意する。

彼女が19歳でデビューした当時のことや、その後の活躍について知るカメラマンやモデル仲間、スタイリスト、映画やCMの共演者、映画監督など多くの関係者に取材し、4年もの歳月を経て完成したのが7月26日(金)より公開される映画『モデル 雅子 を追う旅』である。

映画製作の動機は「モデル・雅子を知らな過ぎたから」

「ここまでくると、ずっと彼女に向き合っていたというよりも、ある意味で一緒に生きてきたような感じですね」――。大岡監督はこの4年半の歳月をそうふり返る。

大岡監督が雅子さんと結婚し、生活を共にした時間は2006年から2015年までの約9年弱。知り合う以前は、“モデル・雅子”の存在すら知らなかったし、結婚後も互いの仕事について、深く話をすることはあまりなかった。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.