ジェイク・ギレンホール、縦横無尽なカメレオン俳優が今年は“祭り”状態
でようやく日本上陸した、はちゃめちゃなロマコメ。撮影自体は2008年だが、製作のゴタゴタが続き、2015年になって全米公開。『世界にひとつのプレイブック』デヴィッド・O・ラッセル監督が別名義でクレジットされている。アクシデントで頭に釘がささったままになった女性(ジェシカ・ビール)が別人のような性格になり、衝動的な行動に出てジェイク演じる新人議員と恋に落ちる。早くも鑑賞者からは、いい加減な日和見政治家を演じる約11年前の若ジェイクと突然あらわになる肉体美にときめく声が上がっているが、意外にも(?)作品のメッセージはマイケル・ムーア味。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)ハマリ役のジェイク
『マイ・ブラザー』(’09)で兄弟役を演じ、“似ている”と言われたトビー・マグワイアが『スパイダーマン2』で降板しそうになったとき、代役をつとめる可能性もあったジェイク。運命的な巡り合わせともいおうか、新たにトム・ホランドがスパイダーマンを演じている本シリーズ最新作では、別次元の地球から来た謎のヒーロー、ミステリオ/クエンティン・ベックを演じており、待望のMCU入りとともに、彼にしかできないハマリ役と話題騒然。