高良健吾×廣木隆一監督、『アンダー・ユア・ベッド』トークショーで初タッグ作の裏話…
の主演がいたぞ』って当時思いましたね』とふり返り、「でも、その後オーディションありましたよね?(笑)」「一応ね。(笑)」と『M』の裏話が披露された。
さらに続けて、高良さんが「『M』で河原でキャッチボールするシーンがあって、ただのキャッチボールするだけのシーンなのに、テイクが20~30もあってその時に『お前ずっと立ててないから』って廣木さんに言われたんです。確かに自分も18で熊本から出てきたばかりでソワソワして芝居に集中できていなかったんです。『立ててない』って言われて、『この人は何をみているんだろう、なんでバレるんだろう』と思ったんですよね。なにを見ていたんですか?」と当時から疑問に思っていたことを問うと、廣木監督は「芝居は見ているけど、その演技の場所に立つまでを見ていて、気持ちの見え方とかを見ている。それができてないから『立ってないじゃん』とかは言う。あえて言うこともあって、言うことで何か考えてくれるかな?って。
役者さんのどこをつつけばいいかってのをすごく考えている」と廣木監督。それを聞いた高良さんは、当時18で中打ち上げしたときのこと思い出したと言い、「その日の演技『自分はできた』と思ったんです。