くらし情報『ホアキン・フェニックス、ジョーカー誕生の「大きなターニングポイント」は音楽だった』

2019年9月22日 12:00

ホアキン・フェニックス、ジョーカー誕生の「大きなターニングポイント」は音楽だった

曲を聴いてすぐ、『ジョーカーのキャラクターを少し掴めるかもしれない』と言ったら、トッドは『僕がいたら邪魔になるだろうから、あとは任せた』と一言だけ残して去っていった。スランプを脱したんだ。撮影前にいろんな研究や練習もしたけど、あの曲から掴んだインスピレーションが大きなターニングポイントになったよ」とふり返り、音楽を聴いた瞬間に“ジョーカーが降臨した”という衝撃の事実を明かした。

さらにフィリップス監督も、「アイデアが尽きかけたときに作曲家からもらった曲をホアキンに聴いてもらったら、彼もとても気に入って、曲に合わせてスローダンスを始めたんだよ。すると突然、アーサーから余裕のある一面が出てきた。ジョーカーの部分が現れたんだ。あの瞬間が変貌の始まりになったんだ」と語り、ジョーカー誕生の瞬間を目の当たりにしたという。

その音楽を生み出したのは、エミー賞ノミネートの海外ドラマ「チェルノブイリ」や『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』などを手掛けてきたヒルドゥル・グーナドッティル。
彼は「アーサーは素朴だけど多面性があって、素直な子供のような人物。必死で社会に馴染もうとしているのにそれを実現できない彼の鬱屈した心情を音で表現したら、ごく簡素で単調なメロディになると思いました」

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