くらし情報『【インタビュー】監督が語る『ファイティング・ファミリー』に込めた思い――“自分の居場所を見つける物語”』

【インタビュー】監督が語る『ファイティング・ファミリー』に込めた思い――“自分の居場所を見つける物語”

そんな女性を探し出すため、イギリス中の若い女優に会ったような気がしたよ」。

そして、ようやく出会えたフローレンスについては、「完璧なチョイスだった。ユーモアもあるし、タフで皮肉っぽくもあるし、感動もさせてくれる」と自信たっぷり。「フローレンスはスタントを使うギリギリのところまで自分で身体を張ってレスリングしてくれた」と言い、なんと「撮影4日目に、L.A.のステープルズ・センターで試合のシーンを撮ったのだけれど彼女は2万人のWWEファンの前で闘ったんだ。僕自身は危険なシーンだから気が気じゃなかったけれどフローレンスはスーパー・クールに仕事をしてくれた。驚いたよ」。

ジャック・ロウデン演じるザックを
「応援せずにはいられない」

また、ペイジの兄ザックを演じたジャック・ロウデンについても「キャスティングが難しかった」と言う。ジャックは今年の公開作『ふたりの女王メアリーとエリザベス』『イングランド・イズ・マインモリッシー,はじまりの物語』で実在の人物を演じてきたが、本作では「子どもの頃からレスリングのスーパースターになるよう、父親から英才教育を受けてきた」生粋のファイターになりきった。


ところが、「ザックは自分がWWEで這い上がっていくものだと信じていたのに、妹の方が選ばれて自分は置いてけぼりをくらってしまった。

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