くらし情報『【インタビュー】今泉力哉監督 “生っぽい”感覚を追求「ドラマにならないようなことが、ドラマにできる」』

2020年1月14日 11:30

【インタビュー】今泉力哉監督 “生っぽい”感覚を追求「ドラマにならないようなことが、ドラマにできる」

Photo by cinemacafe.net

言葉に表すことができない感覚を共有できる、現実以上に「生っぽい」感覚を届けてくれる映画がある。『愛がなんだ』、『アイネクライネナハトムジーク』、『サッドティー』など、たわいもない、どこにでもありそうなストーリーのようであり、すっぽりと心の隙間を埋めてくれる繊細な恋愛映画を手掛けてきた今泉力哉監督。最新作『mellow』は、今泉監督が『パンとバスと2度目のハツコイ』以来、脚本も執筆、日常の延長線上に見え隠れする恋模様が交錯する物語だ。

街一番のオシャレな花屋「mellow」を営む夏目誠一(田中圭)は独身・彼女なしだが、好きな花に囲まれ、毎日幸せに仕事をしていた。店で販売する以外に、配達も自ら行う夏目は、ラーメン屋で切り盛りする若い女主・木帆(岡崎紗絵)や、常連客の人妻・麻里子(ともさかりえ)のもとに、笑顔とともに花をお届けする。そんなある日、麻里子から突然、恋心を打ち明けられてしまう。

麻里子からの告白を皮切りに、夏目や彼の周りで、様々な恋が花開き散っていく。温かい片想いに苦しい両想い、甘やかだけでない恋愛のコミュニケーションは、映画の世界と私たちの距離をグッと近づけていく。
手腕を惜しみなく発揮した今泉監督に、こだわりを聞いた。

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