くらし情報『『ロニートとエスティ』『若草物語』など女性の選択と自立を描いた“いま観るべき”良作4選』

2020年1月25日 16:30

『ロニートとエスティ』『若草物語』など女性の選択と自立を描いた“いま観るべき”良作4選

極寒の雪山や酷暑の砂漠を歩き続け、ときには命の危険にさらされながらも、その過酷な道程でシェリルは自分自身と向き合っていく。依存を断ち切り、母親の死を乗り越え、再び自分の足で自分の人生を歩んでいくまでを丁寧に描いた。

キーラ・ナイトレイが男性優位な社会で自分を貫いた小説家に『コレット』(2018)

1890年代のベル・エポック真っただ中のパリを舞台に、フランスの文学界で絶大な人気を誇る女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの波乱と情熱に満ちた人生を描いた作品。主演は『つぐない』『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイ、監督は『アリスのままで』のウォッシュ・ウエストモアランドが務めた。フランスの片田舎で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のようなパリへと移り住む。芸術家たちが集うサロンで華やかな生活を送る中、コレットの文才に気づいたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせる。彼女が執筆した「クロディーヌ」シリーズはベストセラーとなるが、コレットは自分が作者であることを名乗れない葛藤に苦しめられることに。19世紀の男性優位社会において現代にも通ずるテーマを描いており、ウィリーから離れた後の彼女の解放にも注目。

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