キット・ハリントン、ドラン監督と意気投合「僕にそっくりなキャラクター」演じる
『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドラン監督の最新作にして、初の英語作品となる『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』。この度、人気TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイクし、本作で主演を務めたキット・ハリントンが、主人公との共通点やドラン監督への想いを明かした。
主人公ジョン・F・ドノヴァンを演じるキットといえば、「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要キャラクター“ジョン・スノウ”役で絶大なる人気を獲得した。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った人気俳優のジョンの謎に包まれた死を巡る本作では、もともとドランの作品のファンだったというキットと監督との相性は最高だったようだ。
「これまでのグザヴィエ・ドラン監督作品は観客として観ていたので、そのグザヴィエからのオファーは本当に嬉しかった。そして名だたる共演者を聞いてさらに興奮したんだ」とキットは語る。
「僕が演じたジョンというキャラクターは、TVドラマで一気に人気者になるんだけど、はじめ脚本を読んだ段階では、主人公はジェニファー・ローレンスを10倍にしたような映画界の人気スターだったのが、少しずつ『人気ドラマへの出演をきっかけにブレイクし、映画の世界へ踏み出す俳優』という設定に変わっていったんだ。