くらし情報『松本人志監督に直撃! あの水玉パジャマ男の正体は… 「主演? 渋々ですよ」』

2009年9月2日 20:48

松本人志監督に直撃! あの水玉パジャマ男の正体は… 「主演? 渋々ですよ」

後悔しない日はなかった。自分で決めて自分で出て、っていうのは本当に難しくて。OKなんやけど、監督としてOKだと思うからOKを出しているのか、自分がしんどくてOKにしているのか分からなくなってくるんですよ。そのせめぎ合いが大変でね。最初は誰かにやってもらおうと思って外国人を捜していたんです。でも、この空気感、この感じを現場で演出するのは難しいだろうなとも思っていて。で、会議をしているときに、僕はずっと『閉じ込められた男が…』っていう表現をしていたのに、周りの人間がいつの間にか『松本が…』って言いだして、そのうち自分でも『俺が…』って言ってしまった。渋々ですよ」。
主人公の男が「この部屋から早く抜け出したい」と苛立つ心境=監督の心境。だからこそダイレクトに感情が観客に伝わり、正直イラッとさせられる。だが、悔しいけれど、それも監督の計算しつくされた仕掛けなわけで、気が付くと松本人志ワールドにどっぷりと浸かっているというわけだ。

自分の頭のなかで渦巻くアイディアを確実にアウトプットするために企画・監督・脚本・主演する。松本人志はかなりの完璧主義者と言えるだろう。しかし、意外にもテーマは設けていないというから驚きだ。

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