2020年2月27日 16:00
『レ・ミゼラブル』これが「新入りの教育」行き過ぎた警官の取り締まりシーン解禁
カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど、世界に衝撃を与えた話題のフランス映画『レ・ミゼラブル』。ヴィクトル・ユゴーの傑作小説の舞台となった街を描く本作から、ベテラン警官による少女への行き過ぎた取り締まりの様子を捉えた本編映像が解禁となった。
パリからわずか15kmほどの郊外の街モンフェルメイユに、新人警官として赴任してきたステファン(ダミアン・ボナール)。犯罪防止班としてチームを組むことになった2人の警官からパトロールがてら街のことを教えてもらうことに。この街には世界各地からの移民やかつての犯罪者などが溢れ、混沌そのもの。
バス停でタバコを吸っている少女を見つけたベテラン警官のクリス(アレクシス・マネンティ)は、「突撃しろ、新入りの教育だ」と車をUターンさせる。今回解禁となった本編映像が捉えるのは、クリスによる少女への行き過ぎた取り締まりの様子を捉えたもの。
少女たちに歩み寄ったクリスは落ちていたタバコを拾い、煙を少女に吹きかける。
さらには、その手のひらに鼻を近づけハシシ(大麻)のにおいがすると言うと、彼女の身体検査を始めようとする。少女は「令状は?」