2020年3月17日 12:00
有村架純、デビュー10周年の軌跡 進化を続ける国民的女優
に起用されており、完結編の『劇場版 SPEC ~結~』(2013)まで出演。「スターマン」でも組んだ堤幸彦監督については「やはり“思いきり”が大事だなと、堤監督の作品で学びました」と語っており、「最初はいっぱいいっぱい」だったものの「それから色々な経験を経て、堤監督から学んだことを出しながら、自分の中でも伸び伸びできるように」なってきたと当時のインタビューで語っている。
いまからは考えられない⁉︎
オーディションに落ち続けた下積み時代
2016年1月期には「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(いつ恋)で高良健吾と初の月9主演を務め、翌2017年度前期放送の「ひよっこ」では2度目の“朝ドラ”にしてヒロインに抜擢され、2年連続で紅白歌合戦の司会を担当。さらに、『僕だけがいない街』『アイアムアヒーロー』『何者』『3月のライオン』『関ヶ原』『ナラタージュ』『コーヒーが冷めないうちに』などヒット映画に出演してきた。その駆け抜け方は怒涛のごとくといっていいほど。同世代に菅田将暉や神木隆之介、福士さんらがひしめく中、実力派若手女優としてメキメキと力をつけてきた。
『フォルトゥナの瞳』(2019)