中川大志、世代きっての“芸達者”!声の演技にも熱視線
2019年は、連続テレビ小説「なつぞら」を含めてドラマに出ずっぱりとなった。1月期は「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」でパッと見スマートなエリートでありながら、ちょっと抜けている新米弁護士というハイブリッドタイプを見せつけ、「賭ケグルイ」Season2では豆生田を続投、10月期は「G線上のあなたと私」でやはり恋愛には不器用な理人くんと、驚異の演じ分け。その人気はお茶の間に広く浸透した。
また、この3月には、BS-TBSドラマ「左手一本のシュート」で脳出血・右半身まひから復活を遂げた実在の人物に扮したばかり。「家政婦のミタ」でも「夜行観覧車」でも“バスケ部員”だったが、今回は左手一本でのシュートに挑む“あきらめない”バスケ少年を熱演した。
『坂道のアポロン』は自信を持って言える「代表作」
19歳で演じた三木孝浩監督の青春音楽映画『坂道のアポロン』は、以前からのファンには新たなときめきを与え、映画ファンにも“キラキラしているだけのイケメン若手俳優”ではないことを証明した作品となった。
10か月という長い準備期間で全くの初心者だったドラムを猛特訓し、ピアノを演奏する主演の知念侑李とリハーサルを何度も繰り返し、代役を立てずに自らの演奏でジャズセッションのシーンを撮り切った。