2020年7月18日 20:00
『ミッドサマー』に大絶賛を贈る気鋭監督、奇妙な物語に感情移入させる作品作り語る
なぜなら、僕の好きな映画達は、かならずそうゆう仕掛けがしてあって、僕自身、奇妙な話なのになぜか共感させられる事に大いに感動するからなんだ」と語る監督。
「アリ・アスター監督の『ミッドサマー』のラストの展開は、僕の心を吹き飛ばしてめちゃくちゃにしたよ。予期しない信じられない出来事ばかり目の前で起きるから、なんて物語だ! ありえないこんなこと! と、奇妙すぎる展開に驚かされ、永遠に笑い続けた。登場人物が、とてつもない仕打ちを沢山受けて、徐々に気持ちが変わっていくの同じように、観客の感情も動いていくように設計され、知らない間に共感するようにされている点が素晴らしいと感じたんだ。特にラストは、一生思い出せるぐらい強烈だよ」と大絶賛。
「見た時に何を思うか? どんな感情をいだくのか? 驚きを生み出すために何をしかけておくか? 観客の気持ちを想像しながら物語を組み立てていくことは楽しいプロセスで映画製作の醍醐味だから、この映画も強烈なインパクトを残せるように脚本家のビリー(・チュー)と物語を練りに練ったよ」と打ち明ける。「前作に負けないぐらい奇妙だし、『ミッドサマー』と同じよう衝撃的で、ありえない! と思ってもらえる自信があるよ。