2020年7月19日 13:30
「得体が知れない山崎賢人が現場にいて…」行定勲監督も「必死だった」『劇場』
また、「劇場公開と同時配信という形になったんですけど、こういう時期だからこそポジティブに考えていければと思っています」と山崎さん。「この映画の永田と沙希ちゃんも、どうしようもない時間とか苦しかった時間とか自分の愚かさだったり、そういうものがあるからこそ、人とは違う景色が観れていると思いますので、そんなどうしようもなかった時間も自分の中で肯定できるようなきっかけにこの映画がなってくれたらと思います」と真摯に語る。
「大切な人に対して普段の自分はどうなのかなと振り返るきっかけにもなると思います。この映画を観てくれた全ての人が、いい未来に向かっていけるようになってくれれば嬉しいなと思います。ありがとうございました」と、貫禄も感じさせる言葉で挨拶し、イベントは終了。
上映終了後には、監督によりティーチインが行われ、「最近スクリーンで観るっていう行為が特別なものに思えてきていて、大きいスクリーンにかけられるものっていうのは簡単にできないっていう時代がもしかしたら来るかもしれないですね。それでもスクリーンにかかる絶対的な映画を目指そうと思います。配信も観てみたんですけど、結構よかったですけどね(笑)」