2020年7月25日 07:50
シャーリーズ・セロン「男性キャストの中でただ1人の女性だった」、女性アクション・ヒーローとしてのキャリアを振り返る
でアクション映画主演に挑戦したが、作品はあまり受け入れられずヒットしなかった。それから10年、転機が訪れたのは2015年の『マッドマックス怒りのデスロード』でシタデルの女性大隊長フュリオサを演じた時。迫力のアクションで主演のトム・ハーディを凌ぐほどの存在感を放った。
「本当に誇りに思っている。フュリオサは私が演じた中で最も重要な役の1つ」「単なるキャラクターとは思えないほど、私にとってリアルなものだった」と語り、この作品によって自らの進む道も変わったという。
女性主役のアクション映画の先駆け『エイリアン』(77)で「シガーニー・ウィーヴァーがリプリーを演じるのを初めて見たとき、すべてが変わった。世界が開かれて、可能性が無限になった気がした」と言うシャーリーズはフュリオサというキャラクターについて、「リプリーが女優・女性としての私に与えたものに少しでも近づけたなら、私はとても誇りに思う」と言う。
製作も手がけた『アトミック・ブロンド』(17)は原作のグラフィックノベル出版前に映画化権を取得した入魂のプロジェクト。
『ジョン・ウィック』シリーズのデヴィッド・リーチ監督のもと、“男のように”ではなく、身体性を活かして「女性が女性らしく戦うのを祝福」