父と息子が本当の親子関係を築いていく…『靴ひも』に著名人がコメント
そして・・・。
あのシーン、いいなあ。大好きだなあ。
柳家花緑(落語家)
主人公ガディの成長と父親の心の変化に後半は涙が止まらなかった。
学習障害のある私も成長することを諦めずに生きて行きたいと、この映画を観て強く背中を押されました。ガディは優しくて魅力的だったなぁ。
誰の人生にも困難は付き物。サポートを受けながら生きて行くのもとても大事なこと
だと思いました。
健常者だって完璧な人間はいないのだから障害有り無し関係なく、
我々はもっともっと愛と感謝を表現して生きて行こうよ!って観ていて思いました。
岩波明(昭和大学医学部精神医学講座教授)
ここには、自閉症スペクトラム障害(ASD)の「生きざま」が見事に描写されている。ASDは従来の自閉症やアスペルガー症候群を含む発達障害であるが、誤解されている面も多い。「空気が読めない」「どこか変わったところがある」ことがASDの特徴とみなされる傾向があるが、実際はこの映画にあるように、ASDの人は独自の生活に関する「こだわり」を持ち、そのために世の中のルールからはずれてしまうのだ。
発達障害をテーマにした作品は数多いが、この映画は「レインマン」以来の傑作であり、多くの人に見て頂きたい作品である。