くらし情報『大作の延期が相次ぐ…難題が山積のハリウッド撮影時における“新型コロナ対策ガイドライン”とは?』

2020年10月9日 11:50

大作の延期が相次ぐ…難題が山積のハリウッド撮影時における“新型コロナ対策ガイドライン”とは?

Photo by cinemacafe.net

新型コロナウイルスの影響で3月半ばから麻痺状態に陥っていたハリウッド映画・TVのプロダクションが、9月後半に入って非常にゆっくりとではあるが少しずつ動き始めた。だがその行く手には難題が山積している。

厳しいルールがあふれる新型コロナ対策ガイドライン

6月にSAG(Screen Actors Guild = 全米俳優組合)を中心とした組合側と大手映画スタジオが歩み寄り、撮影時における新型コロナ対策ガイドラインが発表された。撮影現場で働いていた関係者たちは「これでやっと仕事に戻れる!」と喜んだのも束の間、22ページにもわたるガイドラインには、まるで疾病予防管理センターのレベル4(感染症リスクレベルで最悪)の実験室に出入りするかのような厳しいルールがあふれていた。

その後、7月初頭にはユニバーサル映画『ジュラシック・ワールド:ドミニオン(原題)/Jurassic World: Dominion』が早速イギリスで撮影を再開した。だが本作のように、新型コロナ関係対策費用として500万ドルを計上できるような巨大プロダクションは完璧なる例外で、そのガイドラインは殆どの映像プロダクションにとって無理難題に近かったのだ。

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