くらし情報『監督としても高評価『ハッピー・バースデー』エマニュエル・ベルコに注目』

監督としても高評価『ハッピー・バースデー』エマニュエル・ベルコに注目

戦地での過酷な状況を世界に伝えるため、小さな娘と離れ、バハールたち女性戦闘員の取材を続ける、実在した片眼の戦場記者マチルドをエマニュエル・ベルコが演じている。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。2019年公開。

母の誕生日に混乱を招く娘に『ハッピー・バースデー家族のいる時間』

夏のある日、フランス南西部の豊かな自然に囲まれた邸宅で、母アンドレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)の70歳の誕生日祝いが開かれようとしていた。だが行方不明だった長女クレール(エマニュエル・ベルコ)の突然の帰郷が、誕生会を大混乱へ導いていく。情緒不安定なクレールによって、思い出の家をめぐる問題や複雑な親子関係、それぞれが抱える過去や秘密が次々に暴かれ、激しく感情をぶつけあう家族。幸福なはずの一日はどんな終わりを迎えるのか…?

エマニュエル・ベルコがエキセントリックなクレールの役を見事に演じ切っている。自らも役者として本作に出演しているセドリック・カーン監督は「彼女(エマニュエル・ベルコ)も監督なので私が演技する時は自分の演技を見てもらったり、彼女の意見は大変参考になりました」と明かし、撮影の準備期間には皆で『メランコリア』『こわれゆく女』『欲望という名の電車』など、狂気を纏った女性たちの過去の名作を皆で観て、準備万端で挑んだという。

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