見れば見るほど癖になる!? スタンダップコメディの魅力
ミレニアル世代のあるあるを中心に、映画のたとえ話、移民二世としての葛藤などを面白おかしく、軽快に話すのが特徴です。ちなみに、本作のオープニングテーマ曲は映画『TENET』、ドラマ「マンダロリアン」などを手掛けたルドウィグ・ゴランソン(ルードヴィッヒ・ヨーランソン)、オープニングアートはジャネール・モネイやチャイルディッシュ・ガンビーノのアルバムアートを手掛けたサム・スプラットを起用したところも見どころ。
トレバー・ノア/Netflix「トレバー・ノア:僕はパトリシアの息子」
2020年グラミー賞司会も予定されてる若手トップコメディアンの一人。彼のスタンダップを見ずして何を見るのかと言えるくらい必見です。南アフリカ出身、人種隔離政策アパルトヘイト下で、白人の父親と黒人の母親を両親に持つ経歴は想像に難くない苦労と困難の連続。その人生を軽快なトーンで語った自著「生まれたことが犯罪!?」はベストセラーに。司会を務める「The Daily Show」では、先ほど紹介のハサン・ミンハジと数年に渡り共演をし、ハサンを始めその他多くの若手コメディアンに大きな影響を与えています。1時間程度のステージは最初から最後まで隙のない面白さで圧巻。