くらし情報『【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』』

2009年11月20日 20:17

【どちらを観る?】“お金”を考える『クリスマス・キャロル』&『キャピタリズム』

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

今回、おすすめする映画は“お金”について深く考える、いや考えざるを得ない2本。一方はディズニーのファンタジー、もう一方は資本主義にメスを入れるドキュメンタリーと全く毛色は違うけれど、どちらも深く胸に響くものがある。連日のようにお金にまつわるダークなニュースが流れ、ごく普通の幸せを求めることが難しいこの時代だからこそ考えてみたいテーマ、お金──。

まずは『Disney’sクリスマス・キャロル』。原作はこの季節になると読みたくなる文豪チャールズ・ディケンズの小説。金や金を生み出す仕事が全てという強欲でエゴイストで冷酷な老人・スクルージが、クリスマス・イヴの夜に3人のクリスマスの亡霊と一緒に過去、現在、未来を旅し、人生を見つめ直す心温まる物語。これまでに50回以上も映像化されているが、小説の世界観を再現しきった映画はないと言われ続けてきた。それに終止符を打ったのが『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズで知られるロバート・ゼメキス監督だ。
俳優の表情や動きをデジタルに取り込み再現するパフォーマンス・キャプチャーという技術を取り入れることで、アニメーションでも実写映画でもない幻想的な世界を作り出し、史上最高のタイムトラベル・ストーリーを完成させた。

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