チョン・ウソン『藁にもすがる獣たち』で新境地披露!復習のオススメ作品
日本でも大ヒットをした韓国ドラマ「梨泰院クラス」(Netflix)の最終回で、スングォン(リュ・ギョンス)とヒョニ(イ・ジュヨン)が一緒に観にいく映画が本作『藁にもすがる獣たち』。韓国でも話題となって大ヒットし、初登場1位を記録した。
原作は曽根圭介による同名犯罪小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)。金に取り憑かれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合う様を描いた本作を、マ・ドンソク主演で日本でも好評を博した『犯罪都市』『悪人伝』の製作陣が、韓国映画界を代表するチョン・ドヨン、ユン・ヨジョンほか豪華キャストにより映画化。
チョン・ウソンは恋人が残した借金に苦しむ男をときにコミカルに、ときに卑劣に魅力たっぷりに演じている。二枚目役ではなく、悪賢くもどこか小物感のある役どころは新境地となっており、追い詰められたキャラクターたちとともに徐々に獣と化していく様は必見。今回そんなチョン・ウソンの場面写真も独占入手、これまでの作品ともまたイメージの違うコミカルな表情の1枚となっている。
上記のほかにも『藁にもすがる獣たち』でも共演しているペ・ソンウと悪徳検事を喜々として演じた『ザ・キング』、『パラサイト』のソン・ガンホらを抑えて青龍映画賞主演男優賞を受賞した『無垢なる証人』など、幅広い役柄に挑み続けるチョン・ウソンはこれからも見逃せない。