「ワンダヴィジョン」最終局面へ突入!“覚醒”したモニカ・ランボーが鍵を握る!?
それは、ウエストビューからワンダによって外の世界に追い出されたモニカ・ランボーだ。キャプテン・マーベルと親しく、超人的なパワーを持つ者の孤独と葛藤を知り、母という唯一無二の大切な人を失った経験を持つモニカは、ワンダの孤独に共感し、寄り添い、彼女を助けようと説得を試みる。すべてを拒絶するワンダの心を表すかのようなウエストビューを守るエネルギーシールドが彼女を阻むが、ついにモニカが”覚醒“する。
モニカを演じるテヨナ・パリスは「マーベル・スタジオとのミーティングで、彼らはモニカの持つ共感する力や思いやりについて語ってくれた。自分が正しいと信じることのためだったら、自らの身体も危険に晒す。そんな彼女だからヘックスに何度も侵入しようとするのは自然なことだと思った」と語る(ヘックスとはウエストビューを取り囲む六角形のエネルギーシールドのこと)。
そして3度目のエネルギーシールドへの侵入で、モニカの細胞は完全に書き換えられ、彼女に新たな”パワー“を宿すことになった。テヨナは「マット(・シャックマン監督)がこのシーンを導いてくれた。
モニカには母を失った悲しみや後悔が渦巻いていた。でもこのヘックスの壁を超えるとき、彼女は自信を取り戻し、自分がもう前に進めることを母親に示したいと感じるようになる。