ハマちゃん&スーさん、前代未聞のカーテンコールと投げキッスでお別れ
と飄々と語ってみせた。
同シリーズは、作・やまさき十三、画・北見けんいちによる同名漫画を原作に、一流会社「鈴木建設」の会長のスーさんこと鈴木一之助(三國さん)と同社の平社員で釣りの名人、ハマちゃんこと浜崎伝助(西田さん)の珍道中と様々な人々との交流を描く物語。1988年公開の第1作から、スペシャル版を含め今回の『ファイナル』まで全22作で終止符を打つ。『ファイナル』では、不況下で大型受注に成功したご褒美の釣り休暇でスーさんと北海道を訪れたハマちゃんが、スーさんの親友の孫娘(吹石さん)と同棲中の牧場の跡取り息子(塚本さん)のためにひと肌脱ぐ物語。
ハマちゃんの愛妻役を演じてきた浅田さんは「涙がこみ上げて、ちゃんと舞台挨拶ができませんでした」と照れ笑い。塚本さんは「いつも緊張しないのに今日は緊張してしまって…1作目から観られている人たちも来ていたわけで、ホームのようでアウェイだった。でも、そういう人たちにも僕の演技を観てもらえた。役者になってよかった」と感激をかみしめ、吹石さんは「こんな舞台挨拶は初めてで鳥肌が立ちました。
ドラマも好きですが映画はカメラの向こうにこんなに温かいお客さんがいる。