池松壮亮&チェ・ヒソら日韓の家族を繋ぐ…旅の途中の食事シーン入手『アジアの天使』
が袋のまま皿に載っていたり…。
めいめいが、膝をたてながらズルズルと麺をすすったり、小皿をガチャガチャさせながら無心で食べている姿は、まるで長年一緒にいる、気を許した家族のような雰囲気が感じ取れる。
食事での会話の内容、食べ方で互いの距離感が徐々に近づいていく様子が見えてくる本作は、6人の食事シーンにも注目だ(料理解説:コリアン・フード・コラムニスト八田靖史※パンフレット一部引用)。
石井監督は食事シーンの咀嚼音も大切にしており、それをしっかりと入れることで臨場感が伝わる演出を心がけたと明かしている。また、韓国での撮影中にも、撮影合間の食事はキャスト、スタッフ全員が手を止め、同じ時間にひとつの食堂にあつまって食事をとっていたといい、温かな食卓で英気を養いながら、そこでの会話から生まれた新たなアイディアも生かしていったという。
『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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