2021年6月30日 18:30
変幻自在ファン・ジョンミンに迫る!ドラマ「ハッシュ」から最新映画『人質』まで
韓国映画を最近、見始めたという人も、“韓国を代表する俳優”といえば何人か思い浮かぶ顔があるかと思う。その中の1人には、間違いなくファン・ジョンミンがいるはずだ。
日本から國村隼が参加した『哭声/コクソン』での祈祷師や『アシュラ』の悪徳市長、『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』での実在の対北工作員など、様々な映画で強烈な印象を放ってきたファン・ジョンミン。韓国では主演映画の累計観客動員が1億人を超えたため“1億俳優”と呼ばれ、日本では“怪演”俳優のイメージが強い彼が、8年ぶりに「ハッシュ~沈黙注意報~」(Amazon Prime Video配信中)でドラマに出演。役者として成長を続ける「少女時代」ユナと共演し、しがない新聞記者を演じて話題となっている。
さらに、“俳優ファン・ジョンミン”本人として出演するという『人質』(原題)なども日本公開が待たれており、2021年下半期も話題を振りまくに違いない、変幻自在のファン・ジョンミンに迫った。
演劇界から韓国映画界のトップ俳優へ
1970年9月1日、慶尚南道昌原市(旧・馬山市)生まれ。ソウル芸術大学演劇科を卒業し、当初はミュージカルで活躍する。