2021年7月9日 17:00
マーベル&DCの人気アメコミ作品が示す、映画とドラマの関係
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」はドラマですが、3作とも映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のストレートな続編。
“映画のその後をドラマで”というわけです。今後はこのディズニープラス発で「ミズ・マーベル(イスラム系の少女ヒーロー)」「シーハルク(主人公はハルクの従妹)」「ムーンナイト(オスカー・アイザック主演)」が始まり “ドラマのその後を映画で”というパターンも生まれてきます。
同じキャラでも、映画とドラマで違うバージョンが存在するDC
DCは社会現象になった『ダークナイト』『ワンダーウーマン』『ジョーカー』等名作映画も多いですが、ドラマの方では12年から始まった「ARROW/アロー」を中心とするシリーズが人気。「ARROW/アロー」はグリーン・アローというヒーローを元にしていますが、この世界観(アローバースと呼ばれています)の中で「THE FLASH / フラッシュ」「レジェンド・オブ・トゥモロー」「SUPERGIRL / スーパーガール」「BATWOMAN / バットウーマン」等のドラマ・シリーズを展開。DCはメディアごとに最適なアレンジをする、という考え方で同じキャラでも映画とドラマで違うバージョンが存在してもいい、というアプローチです。