2021年7月9日 17:00
マーベル&DCの人気アメコミ作品が示す、映画とドラマの関係
すべてが同じ世界観の中にある、というMCUと一番違うところです。
なので超高速ヒーローであるフラッシュは、映画だとエズラ・ミラー、ドラマではグラント・ガスティンが演じています。しかしアメコミには“マルチバース”というアイディアがある。これは多元宇宙(パラレルワールド)が存在する、という発想。そこでDCは映画とドラマの世界はマルチバースの関係と説明しました。これが顕著になったのはドラマの「THE FLASH / フラッシュ」に映画版フラッシュが時空を超えたという設定で登場。ファンにとってはグラント・ガスティンとエズラ・ミラーのフラッシュが共演するという夢のようなエピソードに。今度はエズラ・ミラー出演の映画『ザ・フラッシュ』にグラント・ガスティンが登場する可能性も出てきました。
一方この夏公開の映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』に出てくるピースメイカーというキャラを使ったドラマ・シリーズや来年公開される映画『ザ・バットマン』のスピンオフ・ドラマが、映画公開後に配信サービスのHBO Maxでリリースする予定であり、MCUの映画×ディズニープラス的試みをDCも展開するようです。