くらし情報『ドキュメンタリー作品を通して考える気候危機…今からできる“エコ”なこと』

2021年9月15日 18:30

ドキュメンタリー作品を通して考える気候危機…今からできる“エコ”なこと

全然満たない数字なんです。どこで一番CO2を出しちゃっているかといえば、90%がエネルギーといわれています。メインになってくるのが発電。石炭を燃やして電気を作っているので、その代わりに再生エネルギー、太陽光とか、風力とか、掘り起こさなくても輸入しなくても自然に発生する電気に一気に切り替えるとCO2の削減は目指せるんですが、そこら辺はあまり力を入れていない状況です。

奥浜:日本国内の話題として、ポジティブなものはあるのでしょうか。

小野:電力自由化になりましたから、企業も、私たち個人もどこの電気を使うかということが選べるようになりました。最初に私たちができることとして、パワーシフト(自然エネルギーを中心にした持続可能なエネルギーに変えていくこと)はあると思います。区や県レベルでもCO2削減を頑張ります、という宣言をしているところもあります。
奥浜:自治体が動くことで、公共のもの、大きなものを変えていけますよね。

小野:そういうことをしてくれる議員に投票することも大事ですし、現在の議員に思いを伝えていくと、関心のない人を巻き込んだ地球にやさしい町づくりができるから、それは実は効果的です。

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