2021年12月18日 18:00
マット・デイモンが惚れ込んだトム・マッカーシー監督、脚本の力に唸るオススメ4選
思いもよらぬ運命が待ち受けていることも知らずに、大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと空へ旅立った。
トム・マッカーシーが原案を務め、『モンスターズ・インク』『インサイド・ヘッド』などのピート・ドクターが監督を務めた本作。2010年アカデミー賞で長編アニメ映画賞、作曲賞を受賞したほか、脚本賞にもノミネートされた。
『スポットライト 世紀のスクープ』監督・脚本2015年
2001年夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)が着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーの彼は、地元出身の誰もがタブー視する、ある神父による性的虐待事件を詳しく掘り下げる方針を打ち出す。その担当を命じられたのは、独自の極秘調査に基づく特集記事欄「スポットライト」を手掛ける4人の記者たちだった。
デスクのウォルター“ロビー”ロビンソン(マイケル・キートン)をリーダーとするそのチームは、事件の被害者らへの地道な取材を重ね、大勢の神父が同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムが存在する疑惑を探り当てる。やがて9.11同時多発テロによる調査の一時中断を余儀なくされながらも、チームはカトリック教会の権威にひるむことなく罪を暴くため闘い続ける。