2022年1月13日 19:15
【インタビュー】石橋菜津美、今を生きる人に伝えたい“選択肢が一つじゃない”生き方
ただ、詩の方が真琴に対する想いが強くなきゃいけないと思って、そこだけは意識してやるようにしました。
「変わらない世の中、積極的に変えられないもどかしさ」に共感
――今回は29歳の女性4人の話ということで、皆さんの掛け合いが観られるのも楽しみです!「大豆田とわ子と三人の元夫」(カンテレ・フジテレビ系)の翼役でも、とわ子や早良たちとの女子会シーンはとても楽しませてもらいました。今回、同世代の俳優さんに囲まれての現場はどんな雰囲気ですか?
みんな大人だからちょうど良い距離感で、付かず離れず個々に自立できているのが本当に心地よく、作中の4人の役柄、関係性通りだなと思います。今回のドラマは会話劇がメインですが、そもそも女子会ってみんな話を聞いているようで聞いていなかったり突然全然違う話になったりするなぁと思うので、話者が常に変わっていく様子も女子会のリアリティーさが詰まっていると思います。
――何か撮影中に印象的なエピソードがあれば教えて下さい。
皆、今回の設定年齢と実年齢が近いため、台本の言葉や感覚に対してはある意味監督や現場にいる男性スタッフよりも誰よりも実感値としてわかるので、譲れないところが明確にあって、台本のセリフについて話し合うことが多かったです。