2022年3月26日 12:00
アンドリュー・ガーフィールドは“アメイジング”!近年の活躍ぶりに注目
『沈黙-サイレンス-』(16)
マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説「沈黙」を映画化。『スター・ウォーズ』新シリーズに抜擢されて注目を集めていたアダム・ドライバーや、窪塚洋介、イッセー尾形ら日本人キャストとも共演し、江戸時代初め、キリシタン弾圧を行う日本を訪れた宣教師に扮した。過酷な試練の中で、何度問いかけても神の沈黙は続く。不寛容さについても深く考えさせられる1本。
『ハクソー・リッジ』(16)
メル・ギブソン監督による沖縄戦を舞台にした戦争ドラマ。幼少期からの家庭での経験によりキリスト教の教え「汝、殺すなかれ」を貫き、武器を持つことを放棄した実在の衛生兵デズモンド・ドスを熱演。2作続けて壮絶な状況下で神と対話する男を演じたが、今作でアカデミー賞に初ノミネートされる。
『ブレス しあわせの呼吸』(17)
『ブリジット・ジョーンズの日記』のプロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュが両親の実話を自らプロデュースして映画化。初監督のアンディ・サーキスがシリアスさを控えめにし、軽やかな作品に仕上げた。28歳でポリオに感染し、首から下が麻痺した主人公ロビンを演じるべくアンドリューもほぼ寝たきり、座りっぱなしで演じきった。