アナ・ケンドリック インタビュー “上司”ジョージ・クルーニーをおじさん呼ばわり?
でも、使い方やメリットがいまいち分からないのよね…。何か大きな力を得てしまった気はするけど」。
ところで、主人公のライアンを演じたのは、あのジョージ・クルーニー。「彼は周りを和ませてくれる素敵な人」と言うアナだが、役柄さながら、実際のジョージとアナの間にもジェネレーション・ギャップがあった!?
「もちろん!私にとってジョージはオジサンなの!私はいつも彼をオジサン呼ばわりしてからかっていたわ。でも、それはジョージが私の背の低さをからかって、チビ呼ばわりするからなの。そのお返しなのよ!」
“オジサン”のジョージ、もといライアンは、若きナタリーの指導者に。では、女優としてのアナにも“指導者”はいるのだろうか。
「12歳のときに出演したブロードウェイの舞台で、私の母親役を演じていた人が、毎晩舞台に立つ前にこう言い聞かせてくれたわ。
『愛する仕事を楽しめている私たちがどれだけ幸運な立場にあるか、どんなときも絶対にそれを忘れては駄目よ』とね。だから、疲れてしまったり、演じることのありがたみを忘れそうになったときは今でも彼女の言葉を思い出すようにしてるの」。『マイレージ、マイライフ』は、人とのつながりを問う物語でもある。