くらし情報『クレア・フォイ、『ウーマン・トーキング』サラ・ポーリー監督は「勇敢な判断をした」脚本の魅力を明かす』

2023年2月14日 19:00

クレア・フォイ、『ウーマン・トーキング』サラ・ポーリー監督は「勇敢な判断をした」脚本の魅力を明かす

と語り、「初めから終わりまで一貫したストーリーとして描かれていたんです。多くの脚本は、シーンごとにト書や演出内容が書き込まれていて、読み手がどう感じ取ったら良いのかを明示的に指し示すのですが、この作品はそうではなく、さまざまな解釈の余白がありました」という。

本作は、とあるキリスト教一派のコミュニティで起きた連続レイプ事件をきっかけに、女性たちが未来を懸けて話し合う48時間を描いたもの。男たちを赦すのか、闘うのか、それとも自分たちが去るのか。議論で構成される脚本には、セリフが密に書かれていたという。

「サラに『まるで戯曲のようね』と言ったのを覚えています。女性らがそれぞれの哲学や感情や事情を交差させながら議論するわけですが、そこを取っ払って視覚的な表現に委ねようとしても無理があるということをサラはちゃんと分かっていて、とても勇敢な判断をしたと思います」。

女性たちの大きな感情のうねりを、言葉のかけ合いで巧みに表現したサラ監督の脚本。
クレアも絶賛する戯曲のような脚本に注目だ。

クレア・フォイ、『ウーマン・トーキング』サラ・ポーリー監督は「勇敢な判断をした」脚本の魅力を明かす

また、アカデミー賞前哨戦への数々のノミネーションを記念してスチールが2枚解禁。1枚は、サラ監督の現場でのメイキング写真。

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