くらし情報『ジャン=リュック・ゴダール映画祭開催、『小さな兵隊』『マリア』など全9作追悼上映』

2023年3月28日 18:15

ジャン=リュック・ゴダール映画祭開催、『小さな兵隊』『マリア』など全9作追悼上映

若者2人組とナイーヴな娘が織りなす三角関係と彼らの犯罪計画を軸とした、奔放な悲喜劇。物語の内と外を自在に出入りする、ゴダール自身の声によるナレーションもユニーク。タランティーノ、ベルトルッチ、ハートリーら本作への偏愛を隠さない映画作家やミュージシャンは数多い。

『ウイークエンド』1967年
ジャン=リュック・ゴダール映画祭開催、『小さな兵隊』『マリア』など全9作追悼上映

各々愛人がいて、密かに互いを殺す機会をうかがうプチブル夫婦。2人は遺産相続のため妻の実家へと車を走らせるが、この長旅はトラブルや奇妙な人物たちを通じて次第に混沌とした非現実的なものへと変貌していく…性と政治の季節に作られたポストモダン的黒い喜劇。交通渋滞を描いたくだりの移動撮影にも注目。


『パッション』1982年
ジャン=リュック・ゴダール映画祭開催、『小さな兵隊』『マリア』など全9作追悼上映

欧州古典絵画の数々を活人画として再現した芸術映画製作に取り組む野心的ポーランド人監督。国際的製作班による「(完成しない)映画作りを描いた映画」としての側面を備える本作は、夏の陽光に満たされたかつてのゴダール映画『軽蔑』を冬の光の中で再創造する。ここでも物語は芸術(創造行為)と生活(性や金銭を巡る諸問題)の間を往還する。

『カルメンという名の女』1983年
ジャン=リュック・ゴダール映画祭開催、『小さな兵隊』『マリア』など全9作追悼上映

テロリストと思しき集団と共に銀行を襲撃する美貌の娘カルメンと、彼女と恋に落ちた警備員ジョゼフがたどる数奇な運命。

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