くらし情報『『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」』

2023年6月11日 14:00

『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」

『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」
監督:工藤将亮
リアリティを追求するために、顔の知られていない出演者を起用することにした製作陣は、新人もしくはデビュー間もない俳優たちのオーディションを進めた。

幼い息子と夫との3人暮らし、過酷な現実に直面する17歳の主人公アオイには、新海誠監督『すずめの戸締まり』に大抜擢されて注目を集めた花瀬琴音が映画主演デビューを飾った。アオイと共にキャバクラで働く親友の海音(ミオ)には、映画初出演となる石田夢実。

息子を省みず酒浸り、アオイに暴力をふるう夫マサヤには『衝動』(21)の佐久間祥朗が起用されている。3人は撮影の約1か月前から沖縄で生活して役作りに挑み、“沖縄で生まれ育った若者たち”を見事に演じきった。

「『当たり前』ということが一番の衝撃でした」
“沖縄に生きる社会的に過酷な立場に置かれた同世代の人”を演じた花瀬さんは、日本の貧困問題についての考えや意識が変わったという。「貧困問題は、沖縄県だけでなく全世界で起こっていることだと思います」と『遠いところ』が描くことは局地的な問題ではなく世界共通のことだと指摘する。

そして、「ちゃんと勉強すれば良い。
ちゃんと仕事をすれば良い。ちゃんと誰かに相談すれば良い。

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