2023年6月11日 14:00
『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」
と、現実に起こっている社会の問題に目を向けることから始めるしかないと指摘する。
石田さんはこの作品に対して、「この役を演じていて、普通とは何なのか何度も考えさせられました。日本の沖縄で、当たり前に起きているこの状況を、映画を通して伝えたいです」とコメント。
「僕は今年で25歳になったのですが、世の中的にはもうとっくに大人です。次の世代を担うのは僕らだと思います。何かを感じて欲しいとかそういう事ではなく、ただ、観て欲しいです」と語る佐久間さんは、いままさに現実にある社会問題をただ知ってほしいと切実に訴えかけた。
最後に花瀬さんは、「これからの未来を作る若い世代の方々が、アオイのように生きる人の現状を知り、頭の片隅にでも置いておいて頂ければ、この先何かが変わるきっかけになるかもしれません。映画『遠いところ』は、その現状を広めるほんの少しの種かも知れませんが、少しでも多くの人に知って頂いただくきっかけになれば幸いです」と、ひとりでも多くの人の心に映画が届くことを願っていると結んでいる。
『遠いところ』は6月9日(金)より沖縄先行、7月7日(金)より全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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遠いところ 2023年初夏公開予定
©2022「遠いところ」フィルムパートナーズ
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