くらし情報『『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」』

2023年6月11日 14:00

『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」

そう感じる方もいるかも知れませんが、ちゃんと勉強する環境も仕事をする環境もなく、誰にも頼れない状況で生きる人が多くいるという現実を知りました」と、当たり前の感覚が成立しない現実に直面したという。

『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」

続けて、石田さんも「彼女達もまだ若くて、やりたいことがあるのにすぐに出来ない状況にいることが当たり前になっていて、それを周りの大人たちが気づいてあげることができていない環境に問題があると感じました」と自身の考えを述べる。

さらに、沖縄で暮らす同世代の人たちに話を聞く中で、「彼氏と別れて亡くなった子がいるということを聞きました。ただそれが珍しいことではなく当たり前のこととして話していて。その『当たり前』ということが一番の衝撃でした」と、沖縄を生きる人々の日常に大きな衝撃を受け、驚かされたという。


『すずめの戸締まり』花瀬琴音、“沖縄を生きる”現実描く映画初主演作への思い「何かが変わるきっかけになるかも」

「次の世代を担うのは僕ら。この状況を、映画を通して伝えたい」

酒に溺れて暴力を振るい、アオイが得た給料を奪って街に繰り出す夫マサヤを演じた佐久間さんは、「人や物事は球体だと個人的に思っていて、沖縄も同様に表と裏があり、綺麗な海があるように、枯渇した部分もありました」と沖縄の現状を語り、「僕らが出来ることは、まず知る事からだと再認識しました」

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