そこで、よく海外のドラマで登場する“髪の色を変える”ことが、本当に変装になるのかを考えてみました。髪の色は確かに印象を大きく変えるものです。少し明るい色に染めただけで、ちょっと軽やかな印象になることは多くの人がご存知の通り。似合う服も変わってしまうことだってあります。でも、だからといって本人かどうか分からないほど、相手の目を欺くことができるものなのでしょうか。
海外では、誰かを捜索するときに、髪、肌、目の色を情報とします。これは、出身地や文化背景の違う人々が多く住む国ならではのこと。でも、肌の色は別として、髪、目の色は簡単に変えられる現代。
色はあまりアテにできない時代になりました。とはいえ、どんなに逃亡者が変装しても(ときには整形しても)見つかるときは見つかります。人間の目というのは不思議なもの。侮れないものですね。劇中でも、主人公を良く知るCIA分析官は、変装したソルトをいとも簡単に見分けてしまいます。つまり、変装やヘアカラーにはあまり効力がないということなのでしょうか。
そんな『ソルト』のPRのため、7月26日(月)に来日したアンジーですが、ちなみに、素の彼女のヘアスタイルは、劇中でロングスタイルだったときと色違い。