くらし情報『「現代の厄介さを描き出したい」リリー・ジェームズ主演『きっと、それは愛じゃない』に脚本家が込めた思い』

2023年10月30日 12:30

「現代の厄介さを描き出したい」リリー・ジェームズ主演『きっと、それは愛じゃない』に脚本家が込めた思い

など、イギリス社交界を賑わせるセレブとしても有名である。

「現代の厄介さを描き出したい」リリー・ジェームズ主演『きっと、それは愛じゃない』に脚本家が込めた思い
ジェミマ・カーン
そんな彼女が、多文化国家イギリスの恋愛観を探求する現代的なラブストーリーを作り上げた。それには、10年間過ごしたパキスタンと故郷イギリスの“ロマンスに対するアプローチの違い”が大きく関係していたという。

ジェミマは「パキスタンで過ごす間、成功している見合い結婚の事例をたくさん見ました。私が出会った見合い結婚の夫婦たちにとって、愛は出発点ではなく、到達点です。私と前夫の家系で恋愛結婚したのは私たちだけ。離婚したのも私たちだけでした」と、自身が発見した新たな恋愛観を語る。


「現代の厄介さを描き出したい」リリー・ジェームズ主演『きっと、それは愛じゃない』に脚本家が込めた思い

だが、イギリスに戻ったジェミマは、出会いの状況の劇的な変化に戸惑ったという。「マッチングアプリの人気が高まったことで、スワイプするだけで無限の選択肢が広がると同時に、選択の暴虐性、使い捨てられる落胆感、ロマコメによるゆがめられた期待といった、特有の問題も生じました」とジェミマは言う。そして、「そうした現代の厄介さをふたりの主役を通して描き出したいと思いました」と本作のアイディアの源を明かした。

「現代の厄介さを描き出したい」リリー・ジェームズ主演『きっと、それは愛じゃない』に脚本家が込めた思い

「私たちは皆、ロマコメに毒されてしまったんでしょうか」

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