【ドラマニア】2023年総括! 印象深いドラマキャラクター「勝手にベスト10」
と考えてしまう等身大の展開の数々が魅力的でした。
2位:二度目の人生をやり直す切なさが視聴者の胸を打つ鵜久森叶(芦田愛菜)/「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」
逆行もののセオリーとして、「自分が二度目の人生を送っている」ことは伏せるのが一般的ですが、主人公・里奈(松岡茉優)とその生徒・叶はその秘密を共有し合って見えない敵と対峙していきます。「生きてれば変わる、変えてくれる誰かが世界の何処かにいる」彼女の残した渾身のメッセージに、涙した視聴者も多いのではないでしょうか。鵜久森さんの涙が胸の奥で何度もリフレインする一作。
1位:複数の顔を持つ!2023年最も注目を集めた主人公・乃木憂助(堺雅人)/「VIVANT」
日本の公安警察×国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊・別班×国際的なテロ組織・テントの三つ巴の戦いを主軸に、「敵か味方か、味方か敵か」――毎話、予想を裏切るジェットコースター展開が大きな話題を呼んだ2023年の代表作。堺さん演じる乃木は、愛に裏切られ、愛を憎み、愛に憧れた男です。生まれ落ちたその瞬間から、過酷な運命の渦に巻き込まれた彼が行きついた先は、天国か、はたまた地獄か…。