くらし情報『永瀬正敏&浅野忠信&佐藤浩市ら『箱男』ベルリン世界初上映に参加「時代が『箱男』に追いついた」と監督』

永瀬正敏&浅野忠信&佐藤浩市ら『箱男』ベルリン世界初上映に参加「時代が『箱男』に追いついた」と監督

永瀬正敏&浅野忠信&佐藤浩市ら『箱男』ベルリン世界初上映に参加「時代が『箱男』に追いついた」と監督

4人はそのままQ&Aに登壇し、まず27年の時を経てこうして改めて新作が製作・上映されるに至った経緯について聞かれると石井監督は「すべてのストーリーを語ると一晩ではとても足りないので手短に(笑)実際には32年前に企画が動き出し、27年前のドイツ・ハンブルグで日本とドイツの合作映画として撮影される予定で、そのときのメインキャストがここにいる永瀬正敏さん、佐藤浩市さんでした」と回答。


永瀬正敏&浅野忠信&佐藤浩市ら『箱男』ベルリン世界初上映に参加「時代が『箱男』に追いついた」と監督

「しかし、撮影前日に日本側の製作資金の問題で中止となってしまいました。当時撮影予定だった作品は本作とはかなり違って、もっとスラップスティックギャグという感じでした。そのあと何度か立ち上げようとしてきましたが原作者の安部公房さんが亡くなってしまい、原作権が安部さんの娘さんに移られました。その後、もっと原作に近づけてほしいという彼女の意向があったことと、7年間ハリウッドに映画化権が渡っていたこと、またご覧いただいてお分かりになったと思いますが非常にチャレンジングな企画であったため日本映画界ではなかなか実現が難しく時間がかかってしまったという経緯がありました」と詳細を説明。

その上で、「27年前の出来事は非常に残念ではありましたが、機が熟したというか時代が『箱男』に追いついたという気がしています。

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