くらし情報『【インタビュー】石原さとみ&中村倫也、共演作で得た新たな“気づきと感覚の共有”』

【インタビュー】石原さとみ&中村倫也、共演作で得た新たな“気づきと感覚の共有”

と気づきました。

中村:いやいや、そんなことないと思う。タイミングや役、チャンネル等々色々な要因があるだろうし、次は違うんじゃないかな。

石原:確かに、その次の仕事だった連ドラはすごく優等生でできました(笑)。やっぱり、吉田組で経験した時間はこれまでと全く違っていました。

たとえば左手でお水を取って飲んでスマホを出して見てしまう――という一連の動作を、私は無意識でやっていたんです。その後もう一回撮るとなったときに「自分は何をやっていたっけ」と思い、意識してやった瞬間に吉田さんから「なんかお芝居っぽい」と言われてしまい、「この人には全部バレているんだ」と感じました。吉田さんはずっと「ドキュメンタリーを撮りたい」とおっしゃっていたのですが、その意味がすごくわかった瞬間でした。


じゃあどうすればいいのかと考えて、違うことに意識を向けたりといったことを試して、また無意識にその動作を出来た瞬間にOKをいただけました。「無意識を意識するってこんなに難しいけれど、こういう感覚なんだ」と知り、吉田組の出演者さんたちはみんなこれを知っているからすぐにOKをもらえるんだ!と思い至りました。

【インタビュー】石原さとみ&中村倫也、共演作で得た新たな“気づきと感覚の共有”
吉田組は常に勉強の連続で、得るものが多すぎてお金を払いたいくらいです。

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