2010年10月5日 10:49
あまのじゃく女はモテるが同性には…『乱暴と待機』の女性心理をディスカッション!
(Photo:cinemacafe.net)
映画『乱暴と待機』(冨永昌敬監督)の女性限定トークショー付き試写会が10月4日(月)、東京・渋谷区のレストラン「COPON NORP」で行われ、本作の宣伝マン&ウーマン3名と観客約30人が恋愛における女性心理についてディスカッションした。
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』などで知られる劇作家で小説家の本谷有希子の同名小説の映画化で、木造平屋建ての市営住宅を舞台に、血のつながりもないのに共同生活を送り、天井から相手の行動を覗き見する男・英則(浅野忠信)と覗かせる女・奈々瀬(美波)という奇妙男女と、近所に越して来た夫婦、無職のダメ夫・番上(山田孝之)と身重ながら夫の代わりに働く妻・あずさ(小池栄子)の愛情と性を滑稽に描き出す物語。
トークショーは、本心をはっきり言わず、相手に合わせた言動で男の気を引く“あまのじゃく”なタイプの女・奈々瀬と、感情をストレートに表現し尽くすタイプのあずさについて、それぞれの長所短所を考察。自身はどちらのタイプ?との問いに、観客の7割があずさ、3割が奈々瀬と回答。“あずさ派”では「ダメ男が好きで、ダメであればあるほど『どうにかしなきゃ』と思ってしまう」