くらし情報『キングギドラ、モスラをつくった怪獣造形師・村瀬継蔵が胸にとどめる円谷英二の金言』

キングギドラ、モスラをつくった怪獣造形師・村瀬継蔵が胸にとどめる円谷英二の金言

キングギドラ、モスラをつくった怪獣造形師・村瀬継蔵が胸にとどめる円谷英二の金言

――60年以上を経て、今度はご自身が総監督という立場で、ふたたびヤマタノオロチのシーンを撮影されていかがでしたか?

村瀬:佐藤(大介/プロデューサー・特撮監督)くんに「昔の八岐大蛇はこんな感じだったよ」という話をして、佐藤くんからも「じゃあ今回はこんなのはどうですか?」という話をしてもらって撮ったんですけど、すごく良いものが撮れたと思います。

――(インタビューに同席した佐藤氏に)実際、撮影されていかがでしたか? 『日本誕生』の八岐大蛇の動きを参考にされた部分などはあったんでしょうか?

佐藤プロデューサー:『日本誕生』はもちろん資料として観ました。八岐大蛇はワイヤーで吊って首を操作した日本最初期の怪獣なんですよね。そういう意味で、まだまだ技術的には洗練されていない部分もあったんですけど、その後のキングギドラ(1964年公開の『三大怪獣 地球最大の決戦』で登場)では技術的な部分がかなり向上しているので、そちらを参考にさせていただいた部分はありましたね。

村瀬:キングギドラの首の動きは八岐大蛇をアレンジしてつくったんです。そこでも中代さんのアイディアが活きたし、(特殊技術の)撮影の有川貞昌さんのやり方もうまくいったと思います。

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